オヤジもSNS離れ!?


このところ、飛ぶ鳥を落とす勢いだったSNSプラットフォーマーが、
苦戦を強いられている。

原因は、ライバシー侵害や反トラスト法(米国の独占禁止法)への抵触問題などで
社会的な批判を浴びることが増えたのも大きいが、そればかりではないようだ。

フェイスブックはとうに若者ユーザーが離れ、
株価下落、従業員を大量解雇。
ツイッターはイーロン・マスクに買収(経営陣は退社)され、
広告主の撤退が続き、こちらも従業員を大量解雇。
しかもサービス内容の変化も混乱を極め、ユーザーも戸惑い中。
インスタグラムでさえ、“映え”が飽きられつつある。

そもそも話で恐縮だが、
フェイスブックは創業者のザッカーバーグ氏が、
ハーバード大学内の学生と学生を繋ぐサービスとして誕生したもので、
ざっくり言うと、若者の“遊び場”であったのが、
なぜか大人たちが持ち上げ、広告主もなびいて
新しい時代のメディアだ~、みたいに喧伝していった。

余談1
ツイッターは少し成り立ちが違っていて、
潰れかかったベンチャー企業内に残ったITオタク達が考え出した
起死回生のアイデアがビジネスになったもの。
ジャック・ドーシー氏は共同創業者のひとり。
SNSの代表のように言われるが、
ツイッター社はSNSではなく、
あくまで「社会的な要素を備えたコミュニケーション・ネットワーク」であるとのこと。
まぁ、使う側としてはどっちでもいいけどね。

しかし、10年位前にツイッターやフェイスブックを始めた世代も
いい歳こいた大人になったわけだから、
特別に関心を寄せる人以外、他人(失礼!友達)が何喰おうが、
誰と飲もうがどこに行こうが、何をしようが、知ったことじゃないよね、
ということになってしまうのだと思いますよ。ウンウン(笑)。
それと広告が激増したのもウザいしね。

早い話、こんなにジジババのユーザーが増えれば、
今時の若者たちが「親や年寄り、上司が使うSNSはダサいよね~」
なーんて思うのは当たり前で、
SNSって、結局流行りモノだったってことですね。

余談2
アメリカの話で恐縮だが、ある企業の調べによると
2021年秋の時点で、10代が使っているSNSのトップはスナップチャットで35%、
2位はTikTok(30%)、3位インスタグラム(22%)、4位ディスコード(5%)、
5位のフェイスブックは2%というトホホな結果が出ているそうな。
また別の調査では、2019年以降に10代のフェイスブックユーザーは13%減少し、
今後2年で45%減るという予測もあるらしい。

ということで、私みたいなポンコツオヤジは、
ツイッターのクルマやSUP、音楽等の趣味のつながりが面白く、
ピンタレストのこれまた趣味の画像をにんまりと眺めるのが楽しい、
というところ。オヤジはオヤジなりのSNSの楽しみ方があるんだよなぁ。
個人的にはSNSはこんなゆるくボチボチなところがいいと思うんですけどね。
※特にオチはありません。画像はツイッターの会社アカウントの投稿です(苦笑)。